児童養護施設職員がYouTube配信 就職支援で取材企業も募集

2022年0107 福祉新聞編集部
吉祥寺のカフェで。右から半田さん、くつべらマン、武石さんの妻・由貴子さん

 一般社団法人「SHOEHORN」は、児童養護施設で生活する若者に就職の選択肢を広げてもらうためのユーチューブ番組を配信している。制作するのは現職の児童養護施設職員で、これまでさまざまな職業で働く人へのインタビューなどを実施。社会に出る不安を少しでも和らげてもらうという狙いもあるという。

 

 番組はSHOEHORNのキャラクター「くつべらマン」が、さまざまな仕事をしている人を訪ねるという内容だ。
 金属加工の仕事では、山梨県にある茂呂製作所の工場を回りながら業務内容ややりがいなどを聞いて回った。このほか、プロのカメラマンやライダー、歯科医師、メディアなどのさまざまな仕事を取り上げている。

 

 制作チームの中心は武石和成さん。都内の児童養護施設で働きながらボランティアとして5年で40本ほど配信してきた。武石さんは「施設で生活する子どもに視野を広げてもらい、世の中のさまざまな仕事に興味を持ってもらえれば」と話す。

 

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