こども分野の新資格 議員連盟が国家資格化を要望

2021年1124 福祉新聞編集部

 超党派の国会議員で構成する「児童虐待から子どもを守る議員の会」は11月12日に会合を開き、新たな子ども家庭福祉に関する資格について議論した。厚生労働省は、新たな国家資格ではなく社会福祉士など既存資格に上乗せする「子ども家庭福祉ソーシャルワーカー」(仮称)を検討していることを報告。これに対し、議員からは国家資格化を求める声が相次いだ。

 

 冒頭、10月に衆院議員を引退した塩崎恭久氏が会長を退任し、顧問に就任。後任には自民党の長島昭久・衆院議員が就くことが報告された。また、新事務局長には宮内秀樹・衆院議員が就いた。

 

 会合では厚労省は新たな資格の骨格について説明した。子ども家庭福祉SWは、都道府県や市区町村、児童養護施設などで働く職員が対象。国家資格ではなく民間資格とし、試験もない。

 

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