こどもカフェの活動支える 長野県社協にサポートセンター

2026年09月30日 福祉新聞編集部
信州こどもカフェサポートセンターが長野県社協に開設された=同社協提供

 長野県は、食事提供や学習支援を軸に悩み相談、多世代交流など複数の取り組みを月1回以上行うこどもの居場所「信州こどもカフェ」をサポートするための拠点を10日、県社会福祉協議会(長野市)内に開設した。

 長野県は2016年度から、愛称としてこどもの居場所を「信州こどもカフェ」と呼んでいる。食材費など運営経費を助成したり、年3回食品の寄付募集を県下一斉で実施したりして活動を支援している。

 カフェは今年3月時点で242カ所まで増えた一方、相談先が分からない、物資の確保がうまくいかないなどの悩みを抱える運営者もおり、サポート拠点を県社協に委託して設けることにした。名称は「信州こどもカフェサポートセンター」で相談員3人体制だ。

 県などによると、長野、松本の両市から離れたエリアでは寄付食品が十分に行き届いていないカフェもあるという。これを踏まえ、同センターは、企業などから食品の寄付を受け、必要としている福祉施設やこども食堂に無償で提供する「フードバンク」に取り組む団体が保管する食品を県内8圏域の拠点(市町村社協など)に定期的に運搬する「食の定期便」を試行実施する。

 このほか相談も受け付け、カフェ運営中の団体・個人、これから立ち上げようとする団体、寄付やボランティアを希望する支援者らに対し、情報提供や伴走支援に当たる。

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