利用者死亡の障害者支援施設 虐待で行政処分(高知)

2026年0610 福祉新聞編集部

 高知県は5月27日、四万十市古津賀の社会福祉法人一条協会(東高希理事長)が運営する障害者支援施設「レジデンスわかふじ」について、障害者総合支援法に基づき、施設入所支援の指定の一部効力停止処分を行ったと発表した。処分内容は新規利用者の受け入れ停止3カ月で、期間は6月1日から8月31日まで。

 県によると、同施設では利用者に対し、シャワー室で裸の状態のまま食事を提供したほか、シャワー浴の際に必要な見守り支援を行わず、長時間放置して利用者を死亡させたという。

 県は、これらの行為が同法第50条第1項第3号に該当する人格尊重義務違反に当たると判断した。

 処分を受けた一条協会は、母体となる高知県盲ろうあ福祉協会から分離独立する形で、1985年に社会福祉法人として認可を受けて設立。知的障害者地域生活援助事業や精神薄弱者更生施設など、障害者支援を行ってきた。

 今回、新規利用者の受け入れ停止処分を受けたレジデンスわかふじは、生活介護と施設入所支援を実施している。定員は10人。短期入所(定員1人)も行っていた。

0 Comments
インラインフィードバック
すべてのコメントを見る