うつ病の障害年金支給、専門家支援でも半年待ち 社労士法人が調査
2026年04月24日 福祉新聞編集部
社会保険労務士法人全国障害年金パートナーズ(宮里竹識代表)が、うつ病患者の障害年金の手続き期間を調べたところ、障害年金の専門家が関わったケースでも依頼を受けてから支給決定まで平均192日(約半年)かかっていたことが分かった。同法人は「気力、判断力が低下したうつ病患者が単独で申請を進めようとした場合、さらなる長期化と途中断念のリスクが高まる」と懸念している。
障害年金の申請に必要な診断書の作成に要した期間は平均62日。医師は通常診療の合間に作成するため、一般的に1~2カ月かかる。医師が診断書の作成に消極的な場合もあり、最長535日かかったケースもあった。
また、年金事務所などに書類を提出して支給決定されるまでに要した期間は平均89日。追加で書類の提出を求められるケースでは大幅に長期化することもあるという。
調査は同法人が2024年6月~26年2月にうつ病患者で障害年金が支給決定となった524人のデータを集計した。

