障害福祉への営利法人新規参入に規制を 精神科病院協会が厚労省に要望
2026年04月13日 福祉新聞編集部
日本精神科病院協会(山崎學会長、日精協)は6日、障害福祉サービスにおける営利法人の新規参入を停止するよう厚生労働省に要望書を提出した。
障害の程度が重い人を受け入れず、軽度の人を囲い込んで利益を上げるグループホーム(GH)や就労系サービスが増える半面、それを取り締まる仕組みが不十分だとした。
同日、山崎会長ら協会幹部が記者会見し、会員法人が運営する障害福祉サービス事業所がそのあおりを受け経営難に陥っていると説明。「悪貨が良貨を駆逐しており、我々は非常に危機感を抱いている」と語った。
日精協は財務省が作成した資料を基に説明し、2015年から24年の9年間で、営利法人によるGHは12倍、就労継続支援B型事業所は7倍に増えたとしている。
厚労省ももうかるビジネスとして障害福祉事業への参入や出資を勧める広告に着目、対応策を模索している。
6月に行う障害福祉サービス事業所全体を対象とした経営実態調査では、コンサルティング料とフランチャイズ(FC)料を調査項目に加える。

