介護の仕事を身近に 小学生が特養などで体験〈愛生館・愛知〉

2026年0812 福祉新聞編集部
特別養護老人ホームひまわりで高齢者の車いす介助を体験する小学生

 小学生が介護施設の高齢者と交流したり、介護の仕事を学んだりする「介護のお仕事体験」が7月21、22日、社会福祉法人愛生館が運営する特別養護老人ホームひまわりなど4施設(愛知県碧南市)で行われた。児童に介護現場に来てもらい、介護を知らない仕事から、身近な仕事に変えるきっかけをつくるのが目的で、今年で4回目。

 近隣の小学校2校から両日で5、6年生計24人が参加し、高齢者と一緒に輪投げ、風船リレー、ジェンガなどを楽しんだ。また、児童は車いす介助や昼食の配膳などを体験し、職員とも関わりながら高齢者の生活を支える介護の仕事の大切さに触れた。介護施設に移動用リフトがあることに驚き、実際に試乗もした。

 児童は日ごろ高齢者と触れ合う機会が少なく、初めは緊張気味だったが、ゲームや会話をするうちに、児童から高齢者に声を掛けるなど世代を超えた笑顔の交流が生まれた。

 参加した児童からは「一緒にゲームをしてたくさん笑ってくれてうれしかった」「介護の仕事をもっと知りたいと思った」などの感想が聞かれ、高齢者も児童との交流は良い刺激になった。

 同法人は「今回の体験で高齢者への理解を深め、介護の仕事が将来の選択肢の一つになってくれたら」としている。

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