介護の魅力発信特設サイト 漫画家とのタイアップも
2025年11月12日 福祉新聞編集部
楽天グループは10月31日、介護に関わる仕事の魅力を広く発信する特設ポータルサイト「知る。わかる。介護のしごと」を公開した。厚生労働省の福祉人材確保対策として実施したもので、週刊少年ジャンプで連載していた漫画家とのタイアップコンテンツや、現職のリアルな声を掲載している。
タイアップしたのはジャンプで「アリスと太陽」を連載していた凸ノ高秀さん。進路に悩む男子高校生が、介護職をしながらバンドのボーカル女性と出会い、働くことの意味を考える物語を描いた。前編と後編で計42ページの作品だ。
このほか、年齢や年収などを選ぶと条件ごとに、介護現場で働く現役職員の仕事を始めたきっかけや働きがいなどについて、コメントが読めるコンテンツもある。
主婦や営業職、ラーメン店長、物流業などから介護の仕事に転職した4人のインタビュー動画も掲載。社会福祉法人隼人会(埼玉県)の特別養護老人ホーム武里まきば園で働く職員らが出演し、転職のきっかけや生活の変化などを語っている。介護現場の職種や、キャリアアップなどを紹介するコーナーもある。

