高齢者3625万人、過去最多に 25%、914万人が就業(総務省)

2024年0922 福祉新聞編集部
高齢者人口及び割合の推移(総務省発表資料)

16日の敬老の日に合わせて、総務省は15日、日本の高齢者が3625万人とする人口推計を発表した。前年より2万人増えており過去最多だった。

発表によると、15日時点の総人口は1億2376万人。このうち65歳以上の高齢者は3625万人と29%を占めた。内訳は、男性が1572万人、女性が2053万人だった。また、75歳以上は2076万人で、総人口の17%を占めた。

65歳以上の働く人は過去最多の914万人で、20年連続で増加している。

産業別では「卸売・小売」(132万人)がトップ。次いで、福祉・医療107万人▽サービス104万人▽農林業99万人――と続いた。10年前と比較すると、福祉・医療は63万人増加しており、2・4倍の水準となった。