保育所保育の基本原則「保健」「健康と安全」を学ぶ
2024年07月31日 福祉新聞編集部新しい保育士養成課程における「子どもの保健」と「子どもの健康と安全」の教科をまとめた一冊。
子どもの心身の健康と保健の意義、保育所における子どもの健康と安全管理などの基本知識と、具体的な対応を学べるテキスト。
≪執筆者≫(◆執筆代表者) ※所属・肩書は2024年6月現在
◆岩田 力(学校法人渡辺学園 常務理事)
◆井桁 容子(保育Sow代表)
益邑 千草(元日本子ども家庭総合研究所主任研究員)
加藤 則子(十文字学園女子大学特任教授)
高見澤 勝(東京家政大学教授)
広瀬 宏之(横須賀市療育相談センター所長)
細井 香(東京家政大学教授)
西山 里利(目白大学教授)
(目次)
序章 保育において保健を学ぶ意義(岩田 力)
第1節 変わってきた「保育士養成課程」での健康・安全の位置付け
第2節 保育所保育指針から健康および安全の重要性を読む
第3節 なぜ、保育士にとって子どもの健康と安全が大切か
◆第Ⅰ部◆ 子どもの保健
第1章 子どもの心身の健康と保健の意義
第1節 生命の保持と情緒の安定に係る保健活動の意義と目的(岩田 力)
第2節 健康の概念と健康指標(岩田 力)
第3節 現代社会における子どもの健康に関する現状と課題(岩田 力)
第4節 地域における保健活動と児童虐待防止(益邑 千草)
第2章 子どもの身体的発育・発達と保健(加藤 則子)
第1節 身体発育および運動機能の発達と保健
第2節 運動機能の発達
第3節 生理機能
第3章 子どもの心身の健康状態とその把握
第1節 健康状態の観察(岩田 力)
第2節 心身の不調などの早期発見(岩田 力)
第3節 発育・発達の把握と健康診断(岩田 力)
第4節 保護者との情報共有(井桁 容子)
第4章 子どもの疾病の予防および適切な対応
第1節 主な疾病の特徴(高見澤 勝、広瀬 宏之)
第2節 子どもの疾病の予防と適切な対応(高見澤 勝)
◆第Ⅱ部◆ 子どもの健康と安全
第1章 保健的観点をふまえた保育環境および援助(井桁 容子)
第1節 子どもの健康と保育の環境
第2節 子どもの健康に関する個別対応と集団全体の健康および安全の管理
第2章 保育における健康および安全の管理(細井 香)
第1節 衛生管理
第2節 事故防止および安全対策
第3節 危機管理
第4節 災害への備え
第3章 子どもの体調不良などに対する適切な対応(西山 里利)
第1節 体調不良や傷害が発生した場合の対応
第2節 応急処置
第3節 救急処置および救急蘇生法
第4章 感染症対策(西山 里利)
第1節 感染症の集団発生の予防
第2節 感染症発生時と罹患後の対応
第5章 保育における保健的対応
第1節 保育における保健的対応の基本的な考え方(井桁 容子)
第2節 3歳未満児への対応(井桁 容子)
第3節 個別的配慮を要する子どもへの対応(慢性疾患、アレルギー疾患など)(井桁 容子)
第4節 障害がある子どもへの対応(広瀬 宏之)
第5節 病児保育と病後児保育、病棟保育(細井 香)
第6章 健康および安全の管理と実施体制
第1節 職員間の連携・協働と組織的取り組み(井桁 容子)
第2節 保育における保健活動の計画および評価(井桁 容子)
第3節 母子保健・地域保健における自治体との連携(益邑 千草)
第4節 家庭、専門機関、地域の関係機関などとの連携(益邑 千草)
頁数 236ページ
価格 2,200円
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