共生社会の理念に賛同 福祉法人など22社・団体を公表〈東京都〉

2025年1224 福祉新聞編集部

東京都は5日、障害者理解への取り組みを積極的に行っている企業・団体を募集し、情報保障機器やコミュニケーション支援ツールの設置、パラスポーツ体験などに取り組む22社・団体を「共生社会の理念に賛同する企業・団体」として登録したと発表した。

民間企業が多く、社会福祉法人からは東京都社会福祉事業団(新宿区)と大三島育徳会(世田谷区)の2法人が登録された。

都社会福祉事業団では、障害者支援施設「東村山福祉園」の園内設備の案内にピクトグラムを活用して、文字以外の視覚伝達により誰にでも分かりやすい空間づくりに努めている。

また、障害者支援施設「希望の郷東村山」では、強度自閉症のある利用者による絵画展「キイロ展」を地域に公開。近隣住民が絵画体験や作品グッズの購入を楽しめる場を提供している。

都はホームページで登録企業・団体の取り組みを公表。今回が初回の登録となり、第2回の募集は来年1月を予定している。

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