介護の生産性向上を支援 岐阜県が相談センター開設
2024年08月22日 福祉新聞編集部岐阜県は1日、岐阜市の介護労働安定センター岐阜支部内に「県介護生産性向上総合相談センター」を開設した。介護サービス事業所の生産性向上の取り組みを推進するためワンストップ型の支援を行う。相談は無料。平日午前9時から午後5時まで開所する。
介護サービスの質の向上や人材の定着・確保を目的にしており、事業所から生産性向上や業務改善に関する相談を受け付け、情報提供や専門家の派遣を行う。年に2回、介護ロボットやICT(情報通信技術)機器に関する研修会と展示会を実施する。
また、事業所が使い勝手を事前に確認できるよう、移乗介助機器やコミュニケーションロボットなどについて1カ月を上限に試用貸し出しも行う。
県の担当者は「個々の事業所で取り組むのは難しいところもあるので、センターが一体となって支援していく」としている。