職業紹介手数料、介護42万、保育54万円 離職率も公表(厚労省)

2024年0304 福祉新聞編集部

厚生労働省は介護、保育、医療の職業紹介事業者の手数料と離職率の公表を始めた。2021年度の平均手数料は介護が42万円、保育が53万7000円、看護が57万2000円。中には100万円以上の高額な事業者もみられた。全国10ブロック別では北陸、東海地方が高い傾向にあった。

 

紹介した職員(無期雇用)の6カ月以内の離職率は介護が13・9%と高く、保育は8・5%、看護は8・8%。介護をブロック別にみると四国地方が23・7%と特に高い。

 

かねて高額な手数料や採用後すぐ離職する「渡り派遣」が問題となっており、昨年6月に閣議決定した規制改革実施計画で手数料の平均値・分布と、離職率を公表するよう指摘されていた。厚労省は職業紹介事業者を選ぶ際の参考とするよう呼び掛けており、今後も毎年度更新していく予定。

 

また、厚労省は一定の基準をクリアした適正な有料職業紹介事業者を認定している。昨年6月時点で介護は22社、保育は13社あり、ウェブサイトで公開している。