救護施設計画が前進 社会福祉法人抱樸を設立(北九州市)

2023年1011 福祉新聞編集部

北九州市を中心に生活困窮者支援を行うNPO法人抱樸は9月15日、同月6日付で「社会福祉法人抱樸」を設立したと発表した。同市内で救護施設を運営するために必要な手続きをし、計画では2024年1月の着工、開所は25年4月を見込んでいる。

 

抱樸は、1988年12月に「北九州越冬実行委員会」としてホームレスに食事支援をしたのが始まり。以降、北九州市を中心にホームレス支援活動を展開している。現在、「断らない支援」をさらに進めるため、NPO法人としての活動を継続しつつ、社会福祉法人を立ち上げて救護施設を建設・運営するプロジェクトを進めている。

 

基本計画によると、救護施設を含む複合型社会福祉施設を想定。3~4階部分を救護施設にする。