東日本大震災から13年 1万個の灯籠に祈り込め(盛岡)

2024年0316 福祉新聞編集部
約1万個の灯籠に灯りがともされた

盛岡市で11日、東日本大震災13周年行事「祈りの灯火2024」が盛岡城跡公園であった。地震が発生した午後2時46分、市民が黙とうをささげた。

 

午後5時から、内舘茂・盛岡市長をはじめ、被災者代表、市民ボランティアにより、約1万個の灯籠に灯りがともされた=写真。灯籠は県内の小中学生が作成したほか、北海道や沖縄など全国各地からも届いた。

 

灯籠一つひとつには「忘れないよ」「共に頑張ろう」などのメッセージが記され、被災地への思いが込められている。能登半島地震への思いをつづった灯籠もあり、それぞれの地で被災地の一日も早い復興と、被災者に心の平穏が訪れるよう多くの人が祈った。

 

祈りの灯火は盛岡広域首長懇談会が主催し、もりおか復興支援ネットワーク、盛岡市ボランティア連絡協議会の共催で開催された。