横浜市役所に寄付付きガチャ設置 社協がYocco18とコラボ
2026年06月18日 福祉新聞編集部
横浜市の18区それぞれの地名をモチーフにした人気キャラクターが印刷された寄付付き缶バッジの販売が2日、市内で始まった。500円玉を入れてハンドルを回すとカプセルに入った缶バッジが出てくる「カプセルトイ」で、そのうち100円が市社会福祉協議会に寄付される。
寄付はひとり親世帯や不登校のこども、児童養護施設を退所した若者の支援に充てる。缶バッジの企画や制作は市内の複数の障害福祉事業所が担い、工賃にも反映。企業、福祉事業所、市社協が協働し、お金が循環する仕組みを構築した。
キャラクターはYocco(株)が開発した「Yocco18」。缶バッジの第1弾は「浦舟みなみ」(南区)、「屏風浦びょうぶがうらしおみ」(磯子区)など六つだ。
一般的にガチャガチャと呼ばれるカプセルトイとして市役所内の「TSUBAKI食堂」の店内に機材を設置した。同店によると、初日はこの缶バッジを目当てに来店する人が多く、その年齢層も幅広いという。
このキャラクターは地域の魅力を発信するメディアとして2020年に誕生。22年からは一部の区の赤い羽根共同募金の駅頭パネルとして登場し、募金を呼び掛ける〝応援役〟を担ってきた。
同社によると、Xで毎日地域情報を発信しており、フォロワーは3万人弱。缶バッジの初回生産(100個)は1週間もたたずに完売の見込みで、同社は追加生産に踏み切った。
寄付付きのグッズ販売を同社に持ち掛けた社協はその狙いを「寄付を身近なものに感じてほしいし、障害のある人が質の高い缶バッジ作りに関わっていることも知ってほしい」(市民活動支援課)と話している。

