元全社協会長、長尾立子氏逝く 女性初の法務大臣
2026年01月19日 福祉新聞編集部
全国社会福祉協議会の長尾立子元会長が10日、高齢のため逝去した。92歳。葬儀は近親者のみで執り行われ、後日全社協が偲ぶ会を開く。
長尾元会長は東京大卒業後の1958年、旧厚生省へ入省し、年金課長、児童家庭局長や社会局長などを歴任。96年の第1次橋本龍太郎内閣で民間の立場で女性初の法務大臣として入閣し、その後参議院議員となった。
また、96~2007年にかけて全社協、中央共同募金会、全国老人クラブ連合会の会長に就任。日本社会事業大や社会福祉法人読売光と愛の事業団でも理事長を務めた。
全社協会長時代は、戦後の社会福祉制度を大きく組み替える社会福祉基礎構造改革や介護保険制度創設など歴史的な節目に立ち会い、利用者主体の制度に向けて尽力した。また、神奈川県葉山町にある全社協の研修施設「中央福祉学院・ロフォス湘南」の建設にも携わった。

