24年度の介護費用、過去最高の総額12兆円

2025年1018 福祉新聞編集部

厚生労働省は9月30日、2024年度における介護の費用が公費や利用者負担も含め約12兆円だったと発表した。

同年度の介護給付費等実態統計によると、介護サービスと介護予防サービスの費用額は計11兆9381億円。前年度より4242億円増加し、過去最高だった。

サービス別では、介護サービスが11兆6179億円、介護予防サービスが3202億円だった。内訳は▽特別養護老人ホーム2兆1651億円▽介護老人保健施設1兆3958億円▽通所介護1兆3388億円▽訪問介護1兆2142億円――などだった。

また、同年度に1度でもサービスを利用したことがある実受給者数は675万4000人で、前年度より12万1900人増えた。このうち介護サービスが573万1100人、介護予防サービスが130万3900人。中でも特養は76万700人、老健は55万9700人などだった。

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