口腔連携加算を紹介 厚労省がリーフレット作成

2025年0122 福祉新聞編集部

厚生労働省は10日、今年度の介護報酬改定で新設した口腔連携強化加算に関するリーフレットを作成した。

同加算は、在宅高齢者を支援する訪問介護や短期入所生活介護などが対象。職員が利用者の口腔状態を確認して、歯科専門職やケアマネジャーにつなげると、1人につき月50単位が算定される。

加算を取得するには、事前に体制届け出を提出しなければならない。また、利用者の口の開口の状態や歯の汚れなど8項目を確認する必要がある。

リーフレットは加算の取得方法のほか、訪問診療をしている歯科医療機関の探し方などを紹介。また利用者にとって、口の健康を維持することは肺炎などの予防につながるメリットがあると強調している。