厚労省が介護の生産性向上で提案募集 6月21日締め切り
2024年06月09日 福祉新聞編集部厚生労働省は介護事業者やテクノロジー開発企業から介護現場の生産性向上につながる提案を募集している。実証を行い、得られたデータは今後の生産性向上に関する施策の検討に生かされる。募集は21日まで。
増大する介護ニーズを限られた介護人材で担うため、厚労省はテクノロジーや介護助手などを活用してケアの質を確保しつつ、職員の負担軽減や業務の効率化を進めており、今後もさらなる進展を目指している。
提案はテクノロジーと介護助手の活用など複数の取り組みを含み、汎用はんよう性が見込まれるもの。提案に関する実証を行う介護施設などは自ら確保する。実証期間は8~12月で、テクノロジーなどの導入前後の調査などを行う。
この取り組みは「2024年度介護ロボットなどによる生産性向上の取り組みに関する効果測定事業」として三菱総合研究所に委託して行われる。詳細は厚労省のウェブサイトより。