LIFE、24年度版システムが稼働 新登録、移行作業が必要

2024年0407 福祉新聞編集部

厚生労働省はLIFE(科学的介護情報システム)の2024年度版システムを22日から稼働を開始する。24年度介護報酬改定を踏まえ、利便性向上などのため一部機能を変更する。

 

22日から7月31日を移行期間とし、新たに利用登録や移行作業が必要となる。

 

現行システムのお知らせ画面には、事業所向けに新システムの導入、移行ガイドが掲載されており、4月中旬に公開される新システムのURLから利用登録ができる。

 

利用登録や移行作業には、国民健康保険団体連合会が提供する電子請求受付システム(介護)の1.D・パスワードと、セキュリティー用メールアドレスの設定が必要になる。

 

移行作業では管理ユーザー、操作職員のパスワードの再設定や、個人情報ファイルの新システムへの取り込み操作などが求められる。

 

24年度介護報酬改定後のLIFE項目は8月1日から登録可能となる予定で、4月以降の加算算定にかかるデータは原則10月10日までさかのぼって入力できるようにする。

 

厚労省は新システムの注意事項などについて3月に自治体などに事務連絡を出している。