介護福祉士試験、受験者減の7万人台

2024年0204 福祉新聞編集部

第36回介護福祉士国家試験が1月28日に実施され、社会福祉振興・試験センターは30日、受験者数が7万4595人(速報値)だったと明らかにした。

 

昨年の試験は6年ぶりに8万人を下回る7万9151人だったが、今回はさらに減った。

 

1月1日発生の能登半島地震により、同センターは15日、石川県内の会場(1カ所)が使えなくなった旨を発表。同県の受験者は金城大笠間キャンパス(白山市)、北陸大太陽が丘キャンパス(金沢市)のいずれかで受けることになった。

 

また、同センターは、輪島市など七つの市町に住所がある人で、能登半島地震の影響で受験できない人には受験手数料を返還する予定だ。実技試験は3月3日に行われる。合格発表は同25日。