コレド日本橋で障害利用者の製品販売 2年半ぶり開催に大人買いも

2022年1025 福祉新聞編集部
イベントには16事業所が出店した

 関東の社会福祉法人が参画する「グループハッピースマイル」は10月17~21日にコレド日本橋(東京都中央区)で、障害のある利用者が作った製品を販売した。

 

 同団体は障害者事業所と企業をつなぐ活動を行う任意団体で、2015年に誕生。これまで三井不動産の協力を得て、商業施設などで定期的な販売会を主催している。今回、松本邦夫・同団体代表の呼び掛けに応じた16事業所が出店した。

 

 当日は飲食店や寝具店などが並ぶ地下1階のスペースで食品やアパレル、アクセサリーなどを販売した。オリジナルのオリーブオイルやはちみつなどを扱う社会福祉法人未来こどもランドの栗原三津子理事長は「地元の人が多く、製品の背景についてじっくり聞いてくれたのが印象的。〝大人買い〟してくれた人もいました」などと話した。

 

 新型コロナウイルス感染症の影響もあり、イベントをコレド日本橋で開催したのは2年半ぶり。松本代表は「開催を待ち望んでいたという声も聞けて大変ありがたかった。固定ファンをもっと増やせれば」と語った。

 

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