夏休みの子どもたちに人気 赤い羽根募金箱作り〈富山・黒部市〉

2022年0830 福祉新聞編集部
菓子の箱で募金箱を作った

 富山県の黒部市共同募金委員会は8月1日、子どもを対象に赤い羽根共同募金の募金箱を作るイベントを開催した。黒部市社会福祉協議会、くろべボランティアセンターの共催。

 

 同市内の小学生や保護者ら20人が参加。最初に市社協の職員が、赤い羽根共同募金は第2次世界大戦後の孤児支援として始まったことなどを説明。現在は高齢者や障害者、子育て家庭などへの支援に使われていることなどについて話した。

 

 その後、子どもたちは用意されたお菓子の空き箱に粘土やリボン、シール、ビーズなどで自由に装飾して募金箱を作成した。

 

 イベントは毎年行っており、今回は新型コロナウイルス感染症の影響で小人数での開催にしたという。

 

 黒部市社協地域福祉課の駒田祥子さんは「夏休みの自由研究になることから、毎年100人を超えるほどの人気があるイベント。赤い羽根のことをもっと身近に感じてもらえれば」と話している。

 

 募金箱は10月から始まる「赤い羽根共同募金」の期間中に、市内で設置されるという。

 

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