介護はデータ活用で現場革新 老施協の全国研究会議

2022年0125 福祉新聞編集部
基調報告する平石会長

 全国老人福祉施設協議会は全国研究会議(1月13日から3月末までオンデマンド配信)で「老施協が目指す未来の介護」を示した。「ビッグデータ活用」と「現場革新」の取り組みを推進し、高齢者も職員も大切にする職場の実現を目指す。平石朗会長は「サービスの質の向上はもちろん、職員が介護の仕事をして良かったと感じられる職場にしたい」と強調した。

 

 ビッグデータ活用ではLIFE(科学的介護情報システム)への対応が中心となる。LIFEのメリットはエビデンスに基づいた介護を行い、利用者の自立度を数値化してチーム全体で介護の成果を共有できることで、平石会長は「これまでの経験と勘に頼る介護と決別する」と述べた。老施協ではLIFE関連のサポートをしており、「現場で何のためにどう活用するのかを理解して取り組んでほしい」とした。

 

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