若者支援サイトを一新 東京都が民間団体に登録呼び掛け

2024年0620 福祉新聞編集部
トップページのイメージ(東京都提供)

引きこもりや不登校、家庭環境など、さまざまな悩みを抱える若者が自分に合った支援機関、相談窓口を検索することができる東京都の若者支援ポータルサイト「若ぽた」をリニューアルするに当たり、都は民間の支援団体に新サイトへの登録を呼び掛けている。

現在、サイトに登録しているのは保健所や地域の福祉センターなど公的機関が大半で民間の支援機関は少数にとどまっている現状があり、新サイトでは民間の取り組みも含めて多様な支援情報を検索できるようにしたいとしている。

新サイト名は「若ぽた+(プラス)」。11月からの運用開始に向けて準備を進めている。

若者が敬遠する「支援」という言葉を使わず、「サポート」と「居場所」を容易に探せるよう検索機能を充実させた。自分に必要なサポートを見つけるための「おすすめ診断」や、スマホの位置情報を取得して現在地から近いサポートや居場所を見つけられるようにした。

登録を希望する支援団体は都若年支援課(電話03・5388・2738)へ相談してほしいとしている。登録には都による審査がある。