こどもの育ちヴィジョン答申案 ウェルビーイング向上へ五つの視点

2023年1118 福祉新聞編集部

こども家庭庁は13日、施設利用の有無を問わず、すべてのこどものウェルビーイング(良好な状態)向上を図るための羅針盤「幼児期までのこどもの育ちに係る基本的なヴィジョン(仮称)」を議論する部会にビジョンの答申案を示した。委員からの意見を踏まえた取りまとめを経て、ビジョンは年内に閣議決定される予定になっている。

 

政府全体の取り組みを推進するための羅針盤と位置付けつつ、社会全体での認識共有も目指す。幼児教育、保育施設の指針、要領の改訂はこのビジョンを踏まえて実施されることになる。

 

こどもの育ちの基本的視点として(1)こどもの権利と尊厳を守る(2)「安心と挑戦の循環」を通してこどものウェルビーイングを高める(3)「こどもの誕生前」から切れ目なく育ちを支える(4)保護者・養育者のウェルビーイングと成長の支援・応援をする(5)こどもの育ちを支える環境や社会の厚みを増す〓に整理し、それぞれに留意点を示した。

 

また、パブリックコメントを踏まえ、「保育者等が誇りを持って働くことができるような体制整備が必要である」と明記した。