「声かけに抵抗感」半数 日本盲導犬協会調査
2025年12月30日 福祉新聞編集部
外出先で視覚障害者に出会ったとき、必要なサポートをするための声掛けに抵抗感を持つ人が56%に上ることが、12月9日、日本盲導犬協会(金髙雅仁理事長、東京)の調査結果で分かった。その理由としては「声を掛けることで迷惑になるかもしれない」という不安が多かった。
同協会は「声を掛けることは視覚障害者にとって安心感や社会とのつながりを生む大切な行動だ」と指摘。盲導犬ユーザーへの声掛けや誘導方法を紹介した同協会の動画を活用するよう呼び掛けている。
調査は昨年8月、全国の16~69歳の男女1200人にインターネットで実施。視覚障害に関する知識やイメージなど45項目を尋ねた。

