手話言語条例施行10年記念でシンボルマーク公表〈神奈川県〉

2025年1226 福祉新聞編集部

手話言語条例施行10年を記念し、神奈川県は13日、手話を広めるためのマークを公表した。県は名刺や県の手話冊子に掲載するほか、ステッカーを手話講習会やイベントで配布。民間も県への申請なしで活用することができる。

県内在住、在学、在勤者を対象に「手話がみんなの言葉」であることをイメージした、手話を普及するためのシンボルマークのデザインを募集したところ、169作品の応募があった。審査委員による審査を経て、県内のろう学校5校に通うこどもたちによる投票の結果、手話マークを決定した。

選ばれたのは伊藤和代さんの作品。手話で人と人がコミュニケーションをとり、つながりが広がっていくことをイメージし、手話を表現する人の感情として笑顔の表情を描いた。

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