デフリンピック、福祉法人の選手も奮闘 バド男子ダブルスで銀

2025年1130 福祉新聞編集部
銀メダルを獲得した永石選手

東京2025デフリンピックが11月26日に閉幕した。12日間にわたって熱戦を繰り広げた選手のうち、社会福祉法人に勤務、所属する選手の戦績を紹介する。

バドミントンの永石泰寛選手(38、佐賀県小城市、特別養護老人ホーム清水園)は、シングルスでは惜しくも2回戦敗退となったが、森本悠生選手と組んだ男子ダブルスで銀メダルを獲得した。デフリンピックでの最高戦績だったコペンハーゲン大会(1997年)で獲得した銅メダル以来の快挙となる。

永石選手は「競技が始まる前から多くの観客の応援が大きな力となり、気持ちが高まった。2位という結果を残すことができてよかった」と手話で話した。

初出場を果たしたハンドボール男子日本代表(亀井良和監督)は駒沢公園の屋内球技場で6試合を戦い1勝5敗、参加8チーム中7位となった。

筑波技術大(茨城県)のサークルを母体とした日本代表の選手は16人。経験者は半数に満たない急ごしらえのチームだった。

競技を始めて約1年半の坂本州選手(24)は社会福祉法人森の会(東京)の障害者グループホームで働く非常勤職員。今大会の5試合で得点を決めた。試合後の会見で聴覚障害のあるこどもたちに向けて「私のように未経験からでも頑張れるというところを見て、デフスポーツに興味を持ってほしい」と語った。

初出場のハンドボールで奮闘した坂本選手

このほか、自転車競技の北島湊選手(31、社会福祉法人東京聴覚障害者福祉事業協会たましろの郷)は、クロスカントリーショートトラックで10位、クロスカントリーオリンピックで4位だった。オリエンテーリングの丘村彰敏選手(62、社会福祉法人大阪聴覚障害者福祉会、北摂聴覚障害者センターほくほく)は、男子ミドルディスタンスで19位という結果だった。

0 Comments
インラインフィードバック
すべてのコメントを見る