ダルク40周年で式典 薬物依存症の回復支援

2025年1121 福祉新聞編集部
草創期のメンバーが思い出を語り合った

薬物依存症の回復支援施設「ダルク」の創設から40年が経過したことを記念するフォーラムが10月27日、都内で開かれた。1985年、故近藤恒夫氏と共に都内でダルクを立ち上げた上岡陽江さんら草創期のメンバーがこの40年を振り返り、ダルクのこれからを語った。

ダルク女性ハウスの創設者でもある上岡さんは「40周年は通過点。今、私は東京大の学生に教える立場で、毎日わくわくしている」と話し、大阪ダルク創設者の倉田めばさんは「ダルクの原動力は怒り。それを忘れてはいけない」と述べた。

法務省保護局、厚生労働省障害保健福祉部の幹部も祝辞を述べたほか、ダルクにゆかりのある医師も駆け付けてダルクから学んだことを披露した。

ダルクは薬物依存の当事者同士が経験を語って共有するプログラムを実践する民間のリハビリ施設。フォーラムを主催した実行委員会(岩井喜代仁委員長)によると、ダルクを名乗る法人は全国に66あり、140超の施設を持つ。

各法人は独立した形で運営されていて、本部・支部のような関係にはない。施設の9割は障害者総合支援法の障害福祉サービス事業所で、約1500人が利用している。

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