デフリンピックを応援 車体広告で機運醸成
2025年11月14日 福祉新聞編集部
15~26日の12日間、東京都を中心に開催する聴覚障害者のためのスポーツの祭典「東京デフリンピック」が間近に迫る中、機運醸成を図るために東京都は都内JRの車両に広告を掲示している。
広告には、デフ陸上の山田真樹選手とデフ卓球の亀澤理穂選手の躍動感ある姿がデザインされている。掲出路線は、山手線、京浜東北線、中央線快速の各路線2編成ずつで、掲出期間は25日ごろまで。
デフリンピックは事前の予約なしに無料で観戦可能ということもあり、多くの人の目に触れる場所で宣伝することで、集客を図りたい考え。
このほか、都庁第一本庁舎プロジェクションマッピングに「サインエール」という聴覚障害者でも分かる応援方法のCM動画を投影する。
大会参加国は70~80カ国・地域、参加者は選手だけで3000人規模になることを想定している。

