点字で多様性考える「ふれる展示会」 10月24日まで(東京)

2024年0807 福祉新聞編集部
点字から広がる世界を説明する徳平さん

点字に触れることでそこから広がる生活を感じ取り、多様性を考える「ふれる展覧会」が7月26日、東京都江東区のギャラリーエークワッドで始まった。缶ビールやシャンプーなど身の回りのモノにある点字を触ったり、目の見えない人の街歩きを追体験したりするコーナーがある。10月24日まで。

ギャラリーは竹中工務店がつくった公益財団法人が「建築・愉たのしむ」をコンセプトに運営。今回の企画は日本点字図書館が展示品の提供などで協力した。学芸員の徳平京さんは「点字を出発点に、さまざまな見え方に近づこうと試みた。まちづくりに関心のある人にも来てほしい」と話す。

開館は平日午前10時から午後6時まで(土曜と最終日は午後5時まで)。日曜・祝日、8月10~18日は休館。事前に予約すれば、学芸員による案内を受けることもできる。