eスポーツ交流会でオンライン対戦 イベントに武田真治さんら(東京都)

2023年1227 福祉新聞編集部
武田さん(中央)と利用者が対戦

東京都は18日、江東区にある商業施設「カメイドクロック」のイベントスペースで、「eパラスポーツ交流会イベント」を開催した。会場と施設をオンラインでつないで、障害者でもプレー可能な機器を利用してゲーム対戦した。会場にはゲストとして、俳優の武田真治さんが登場し、イベントを盛り上げた。

ゲームに使用したのは、直径7・5センチのボタン型スイッチ。ボタンが大きく、障害の種別にかかわらず簡単に操作できる。ゲームは機器を開発したメーカーが提供している。

イベントでは、デモンストレーションとして武田さんと、同じくゲストの寝たきり芸人・あそどっぐさんが玉入れのゲームをプレーした。

画面に表示される玉の色に合わせて4種類のボタンを押すゲームで、武田さんはプレー後「ルールがシンプルで分かりやすい。障害の有無にかかわらず誰でも遊べるところもいい」と話した。

その後、新宿けやき園、世田谷区立奥沢福祉園、Leaves練馬高野台、谷在家福祉園、小平福祉園の5施設とオンラインでゲーム対戦した。

各施設の利用者は、この日に合わせて練習してきたこともあって準備万端。交互にボタンを押すリレーゲームでは、慣れた手つきの利用者に対して武田さんが苦戦する場面も見られ、会場は大いに沸いた。