障害児者の乗馬大会 参加者は喜びの表情

2023年1108 福祉新聞編集部
3人のサポートがついて安心

さわやかな秋晴れの馬場で人馬一体の動きを競う障害児者のための乗馬大会が横浜市三ツ沢公園で開かれた。

 

NPO法人横浜RDA主催「第25回RDA横浜杯乗馬大会」で、神奈川県共同募金会の助成、横浜市健康福祉局の後援を受けて開かれた。

 

「馬を見てみたい、触ってみたい、乗ってみたい、ニンジンをあげたい」という、障害があるこどもたちの思いから始まった横浜さわやかポニークラブの活動が、RDA横浜となり、参加者の可能性を広げる乗馬大会になった。

 

乗馬技術の程度によって、ボランティアのサポートが3人つき、手綱は使わずに、ゆっくり馬を歩かせる競技から、サポートなし、自分で手綱を操作、コースを速足で走らせる4競技が行われた。ヘルメットに乗馬服姿や好きなキャラクターの服に身を固めて競技に臨んだ。

 

競技は「右に進め」「左に進め」「全体止まれ」などの審判の指示から始まり、約250メートルのコースを常歩、速歩で回り、正しい騎乗姿勢がとれているか、馬の動きにバランスよく安定して付いていけているか、馬が正しく反応しているかなどを採点し、順位を決めた。普段は自然と斜めに傾いてしまうという参加者も背筋を伸ばし、得意げな表情を見せていた。

 

この日は、神奈川県内を中心に発達障害、脳性まひなどの15人が参加した。コロナ以前は倍の人数が参加していたが、さまざまな事情で参加者が減った。RDA横浜の関係者は、馬の餌代など法人運営には多額の費用がかかるのでコロナの影響はもとより、参加者減は痛手だという。