「地域福祉文学大賞」受賞5作品、冊子配布も〈新潟市西区社協〉

2023年1222 福祉新聞編集部

新潟市西区社会福祉協議会が創設した「地域福祉文学大賞」の初の受賞作品が11月30日発表された。全国から21作品の応募があり、選考の結果、大賞1作品を含む5作品が選ばれた。

 

西区社協によると、地域福祉がテーマの文学コンテストは初の試みとみられる。「民生委員が活躍するミステリーを読みたいな」――。職員の何気ない雑談からとんとん拍子で企画化が進んだ。

 

コンテストは新潟にゆかりのあるフィクションであることなどを条件に6~9月、社協、民生委員、災害ボランティアセンターの3部門で募集。

 

大学教授や地元作家、民生委員、社協職員らが選考委員となり、受賞5作品を選んだ。副賞はギフトカードで大賞には10万円分が贈られた。

 

大賞の「さくらの夏休み」(竹田有友己・神奈川県)は、亡き祖母の知人である社協職員らとの偶然の出会いが人生の大きな転機をもたらし、主人公の心の揺れ動きを丁寧に描くハートフルな作品に仕上がっている。

 

西区社協の担当者は「福祉と出会う形はもっと多様でいいはず。物語を通じて福祉を身近に感じていただければ」と話した。

 

受賞作品を収めた冊子を無料配布しており、送料負担の上で全国への郵送にも対応する。問い合わせは西区社協(電話025・211・1630)まで。