特集 更生保護と地域福祉をつなぐ
2024年11月07日 福祉新聞編集部罪を犯した人の立ち直りを助け、安心・安全な地域社会の実現をめざす取り組みが更生保護制度です。
保護司や保護観察官が地域においてその活動を展開しています。これまで、更生保護と地域福祉は異なる制度のもと、地域という共通基盤において一部関わりをもちながら支援を行ってきました。
地域社会の変化のなかで、「更生保護と地域福祉がどのように関わり活動をしていくのか」「これからの課題は何か」を共有し、今後の連携・協働を考えます。
▼論文Ⅰ
地域共生社会をめざした更生保護と地域福祉の連携とは
立教大学コミュニティ福祉学部 准教授 掛川 直之
▼論文Ⅱ
更生保護と地域福祉
中央大学法科大学院 客員教授 今福 章二
▼座談会
更生保護と地域福祉をつなぐために
法務省保護局観察課長 勝田 聡
彦根保護区保護司会 会長 平田 敦之
郡山市民生児童委員協議会連合会 会長 山﨑 久夫
社会福祉法人阪南市社会福祉協議会 事務局次長 猪俣 健一
日本福祉大学 学長、本誌編集委員〔進行兼〕 原田 正樹
▼レポートⅠ
山形市社会福祉協議会と山形地方検察庁が連携した
再犯防止(入口支援)の取り組み
社会福祉法人山形市社会福祉協議会
相談支援課福祉まるごと支援係 係長 長岡 めぐみ
▼レポートⅡ
地域で支え合う更生支援をめざして 「福井モデル」の実践
更生保護法人福井県更生保護事業協会 地域支援コーディネーター 加藤 宏亮
▼レポートⅢ
駿府学園と楽寿会による社会貢献活動の実践
社会福祉法人楽寿会 会長兼理事長 有馬 良建
【グラフ21】
若年性認知症の人に働きながら集う居場所を
神奈川県/NPO法人マイWay マイWayサードプレイス
【ウオッチング2024】
全身全霊で生きるエネルギーを届けたい
T字路s 伊東 妙子さん、篠田 智仁さん
頁数 104ページ
価格 1,170円
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