見守り支援システムに排せつ記録の「トイレDIARY」が連携〈パラマウントベッド〉
2025年04月16日 福祉新聞編集部
パラマウントベッドは4月1日から、利用者の状態をクラウド管理する見守り支援システム「眠りCONNECT」と排せつ自動記録システムとの連携を開始した。
排せつ記録システム「トイレDIARY」は、便器などにセンサーを設置することで、排せつ情報を自動でデータ化する製品。職員の負担がなく、排便の回数や形状、量、色などを記録できる。
「眠りCONNECT」は、マットレスの下に敷いたシートを通じて、利用者の覚醒や離床などの状態を記録する。これに排せつの記録も加わることから、よりきめ細やかなケアにつながるという。
同社は「連携により、ベッド周りからトイレまで居室全体を見守るシステムになった。今後も介護施設のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進に貢献したい」と話している。