短期の職場体験「オープンカンパニー」 学生対象に初開催(栃木県社協)

2024年1010 福祉新聞編集部

学部、学科を問わず大学院生、大学生を対象にした栃木県社会福祉協議会主催の短期職業体験「オープンカンパニー」が今夏始まった。参加は無料で、8、9月と来年2月の3クール実施する。1クール(3日間)、学生6人ほどの参加を見込み、県社協職員のサポートを受けながら職場体験などに臨む。県社協の仕事に関心を持ってもらうことに加え、学生に説明をする社協職員の育成にもなればと、研修委員会のメンバーが企画した。県内の社協を志願する学生が年々減っている現状もあり、人材確保にもつなげたい考え。

企画に携わった県社協の担当者は「就職先の選択肢の一つとして考えたいという学生もいた。将来的には希望する市町社協も巻き込んで内容を充実していけたら」と話した。