若手職員が福祉の魅力語る 連携推進法人「きょうと福祉キャリアサポート」

2024年0904 福祉新聞編集部
若手職員が登壇した

京都府内にある七つの社会福祉法人で構成する社会福祉連携推進法人きょうと福祉キャリアサポート(櫛田匠理事長)は7月7日、KYOCA京果会館(京都市)で、若手職員らが福祉の魅力を発信するイベント「フクシロインターンシップフェア」を開き、大学生14人が参加した。

フェアは学生に福祉分野のインターンシップに興味を持ってもらおうと若手職員らが企画したもので、今回が2回目。南山城学園、みねやま福祉会、京都府社会福祉事業団、向陽福祉会、秀孝会、山城福祉会の若手職員や内定者らが登壇し、トークセッションなどを行った。

秀孝会の特別養護老人ホームで働く金城佳奈さんは6年前、法人が運営する実業団のソフトテニス選手として入職。現在も日中は介護職として働き、夕方からコーチとして指導に当たる。

仕事のやりがいなどについて問われた金城さんは「介護が未経験でも先輩たちに助けてもらいながら、毎日楽しく働くことができている」と話した。同会のインターンシップは、介護職や相談職など希望の職種に1日密着できるプログラムを用意しているという。

終了後、参加者からは「取り組みを聞いて福祉の仕事に興味が持てた」「就活の始め方など普段聞けないことが聞けてよかった」「対話形式で参加しやすかった」などの声が上がった。