児童福祉の功績たたえる第33回石井十次賞 慈愛園の潮谷夫妻に

2024年0416 福祉新聞編集部
潮谷愛一、義子夫妻

公益財団法人「石井十次顕彰会」(宮崎県高鍋町)は3月28日、児童福祉の分野で功績のあった団体、個人を表彰する「第33回石井十次賞」に、社会福祉法人慈愛園(熊本市)の運営などを通し、児童福祉や人権問題に関わってきた潮谷愛一(84)、義子(85)夫妻を選んだと発表した。

 

顕彰会によると、愛一さんは母子健康手帳副読本の「おんぶ、抱っこ」の考えが誤りであると厚生省(当時)に直訴。改訂につなげ、日本の育児を大きく変えた。義子さんは慈愛園乳児ホーム園長などを経て、2000年から熊本県知事を2期、現在は社会福祉法人恩賜財団済生会会長を務めている。共に長年の尽力と貢献が評価された。12日に贈呈式があった。

 

同賞は高鍋町出身で「児童福祉の父」と呼ばれた石井十次(1865~1914)の功績を伝えようと1992年から毎年、表彰している。