内閣府に「防災監」 司令塔機能を新設 

2024年0903 福祉新聞編集部

政府は8月26日、能登半島地震復旧・復興支援本部会合を首相官邸で開き、災害対応を強化するため、内閣府に次官級のポスト「防災監」を新設する方針を明らかにした。司令塔として国の災害対応全般を統括し、自治体との調整役などを担う。これにより、大規模災害時に1000人規模の政府職員派遣を可能とする方針だ。

被災した高齢者や障害者の生活を支援する「災害派遣福祉チーム」(DWA
T)については、避難所だけでなく在宅避難する人も活動範囲に含めるよう災害救助法の改正を検討する。被災した自治体から要望が挙がっていた。