障害者優先調達246億円超 24年度は件数ともに過去最高〈厚労省〉
2026年01月11日 福祉新聞編集部
厚生労働省は昨年12月24日、障害者優先調達推進法に基づく2024年度の調達実績を公表した。国や自治体などが障害者就労施設から食料品や事務用品などの物品、印刷や清掃などの役務を調達した件数は、前年度比5%増(7296件)の15万3184件、調達額は4・8%増(11億2000万円)の246億3800万円だった。いずれも過去最高を更新した。
件数・調達額の詳細は、市町村が10万7014件・176億900万円、都道府県が2万8612件・31億4000万円だった。国は6763件・14億9700万円で、調達額の4割弱は厚生労働省(5億6177万円)が占めた。
調達先をみると、市町村は9割超が障害者就労施設だが、都道府県、国ではそれぞれ共同受注窓口、特例子会社などが計2割超あった。
同法は障害者の経済的自立を促進するため13年4月に施行された。国や自治体などが障害者就労施設から物品や役務を調達することが努力義務とされ、厚労省が毎年実績を集計している。

