出生数過去最少68万人 昨年の人口動態で概数〈厚労省〉
2025年06月08日 福祉新聞編集部
厚生労働省が4日に発表した人口動態統計(概数)で、2024年の出生数が過去最少の68万6061人であることが分かった。9年連続の減少で前年に比べ5・7%減った。死亡数は160万5298人で、4年連続で増えた。
合計特殊出生率も9年連続で低下し、1・15で過去最低だった。出生数と死亡数の差である自然減は91万9237人で、18年連続で減った。集計対象は日本における日本人。厚労省は9月に確定値を発表する。