介護保険制度「知らない」6割超 長寿社会開発センターが調査
2026年04月14日 福祉新聞編集部
一般財団法人長寿社会開発センター(髙井康行理事長)が昨年10月に実施した介護保険制度に関する認知度調査で、介護保険制度を知らない人の割合が6割を超えていることが分かった。
調査は20~64歳で、介護保険や障害福祉サービスを利用していない3000人を対象にウェブを通じて実施。内訳は会社員が49%、パート・アルバイトが17%、無職が12%、専業主婦・主夫が9%、自営業が6%、公務員が4%などだった。
介護保険制度の認知度については、「ほとんど知らない」と「まったく知らない」を合わせた割合が62%に上った。「内容をよく知っている」は5%、「ある程度知っている」は33%だった。
また、介護保険事業所のサービス内容まで知っている割合は、特別養護老人ホームや老人保健施設が25%にとどまった。有料老人ホームは33%、通所介護は32%、訪問看護は31%、訪問介護は30%、地域包括支援センターは18%だった。
仕事内容まで知っている専門職の認知度については、ホームヘルパー28%▽ケアマネジャー25%▽理学療法士23%▽介護福祉士22%▽作業療法士20%▽社会福祉士15%――の順だった。
一方で、介護保険制度が必要だと回答した割合は86%に上った。理由については「家族の負担が減る」35%▽「高齢者介護は社会的課題なので必要」27%▽「専門的なサービスが受けられる」8%――などの声が上がった。

