若者・ヤングケアラー支援センターを開設(熊本市)
2024年11月13日 福祉新聞編集部熊本市は「若者・ヤングケアラー支援センター」(中央区)を10月1日に開設した。おおむね18~39歳の当事者とその家族、友人、関係機関からのさまざまな相談をワンストップで受け、情報の提供や助言をし、状況に合わせて適切な支援機関を紹介する。
職員として公認心理士、臨床心理士、介護福祉士を配置し、相談はすべて無料。
ニート、引きこもり、就労、疾病、障害、人間関係など、さまざまな相談内容を想定。ヤングケアラーに関しては、年齢制限なく相談を受ける。センターへの相談内容をもとに、居場所支援や医療、福祉的支援などを行う。
居場所支援では、困難を抱える若者やヤングケアラーが孤立しないよう、いつでも気軽に立ち寄れて、安心して自分の時間が過ごせる場所としてセンターを使ってもらう。病院受診や就労相談への同行支援にも取り組む。
開所は毎週月曜から金曜日、午前9時から午後6時まで。来所、電話、メールやLINEでの相談も受け付ける。