パリ・パラリンピック代表選手団が結団式
2024年07月27日 福祉新聞編集部日本パラリンピック委員会は16日、パリ2024パラリンピックに向けて、日本代表選手団の結団式を、帝国ホテル東京本館(千代田区)で開催した。
田口亜希団長は代表あいさつで「練習を積んできた成果を最大限発揮し、パラアスリートの無限の可能性、パラリンピックの価値である勇気、強い意志、インスピレーション、公平を体現してくれることを期待している」とエールを送った。
式典では、開会式で旗手を務める陸上男子の石山大輝選手、競泳女子の西田杏選手に田口団長から団旗が授与され、選手団のスローガン「挑め、自分史上最強。」も発表された。
西田選手は「ベストパフォーマンスを発揮して、今まで以上の自分に出会えるような大会にしたい」と決意を述べた。石山選手は「(スローガンは)とても疾走感のあるフレーズ。一人ひとりがこの言葉を胸に世界の壁、自分の壁に挑んでいければ」と抱負を語った。
日本代表選手は、19日時点で175人が決まっている。東京大会を除き、海外開催で最も多かった2004年アテネ大会の163人を上回った。
パリ大会は、8月28日から9月8日までの12日間。今大会では、22競技・549種目で約4400人のアスリートがメダル獲得を争う。