保育協議会と保育士会 全国大会一本化へ

2023年1016 福祉新聞編集部

全国社会福祉協議会の種別協議会「全国保育協議会」(奥村尚三会長)と、同会の内部組織「全国保育士会」(村松幹子会長)は2025年度から、全国大会を一本化する方向で検討を進めている。

 

全保協は23年度事業計画に、保育士会と協働して大会の在り方を検討すると明記していた。

 

全保協が公表する資料によると、保育施設を取り巻く状況の大きな変化や、これに伴う保育関連制度の広がりを踏まえ、「施設運営と保育実践の両面から今後の保育を検討する必要があり、(両会の)一層の協働、軌を一にした活動が欠かせない」とし、大会のさらなる質向上に向けて一本化を進めるとした。

 

両会はそれぞれ大会を毎年開催しており、今年は保育士会が10月に静岡県で、全保協は11月に大分県で開催する。