トップリーダーを育成するふくし未来塾、2期生募集 (9月20日締め切り)

2022年0912 福祉新聞編集部

全国社会福祉協議会(清家篤会長)は、共生社会を創造できるトップリーダーを育成する「ふくし未来塾」の2期生の募集を開始した。1年間にわたり、第一線の講師による特別講義や合宿を行うことで新時代の開拓者を目指す。

 

ふくし未来塾は昨年から、福祉保険サービスが主催して始まった。全社協が運営を受託し、全国社会福祉法人経営者協議会や全国社会福祉法人経営青年会も協力している。

 

今年度は10月5日に開講し、カリキュラムは1期生とほぼ同じ。「福祉の思想」や「社会福祉法人経営倫理」といった複数の講義をオンラインで視聴してレポートを作成。またオンラインゼミやロフォス湘南(神奈川県葉山町)での合宿もある。その上で、来年9月までに論文をまとめる。

 

2期生も30人を募集する。種別分野や法人内での役職は問わないが、法人からの推薦があることが条件となっている。

 

入塾費用は3万円(テキスト代・受講管理費など)。申し込み締め切りは9月20日。

 

希望者は、志望動機などを800字以内で執筆し、自身を映した動画で受講への意気込みや動機を3分程度で撮影して送る。

 

昨年度の1期生の募集の際には約100人の応募があり、33人が通過。高齢、障害、児童、社協と所属組織はバラバラだが30~40代が多かった。また、施設長級が約4割ほどだった。

 

現在、論文の選考を行っている最中で、優秀者には10月5日の国際福祉機器展のセミナーで発表する機会が与えられる。

 

全社協は「修了後も定期的な生涯研修を実施するため、全国的なネットワークができるメリットも大きい。今年度もぜひ多くの方に応募いただければ」と話している。

 

問い合わせは中央福祉学院(電話046・858・1355)まで。

 

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