障害者施設が大分トリニータと契約 社会貢献で新たな一歩

2023年0912 福祉新聞編集部
右から大分トリニータの森竹吉春顧問、釘宮理事長、安部施設長

 大分市にある社会福祉法人博愛会(釘宮卓司理事長)の障害者就労継続支援A・B型事業所「キッチン花亭」は8月1日、プロサッカークラブ「大分トリニータ」とクラブスポンサー契約を締結した。地域に根ざして活動する両者が社会貢献の価値観を共有し、新たな一歩を踏み出した。

 

 キッチン花亭では約40人の障害者が弁当を製造、販売している。法人内の福祉農場「コロニー九住」で障害者が育てた米、きゅうりやねぎなどの野菜を使っている。食材にこだわる弁当は2月から大分トリニータのスタジアムの一部で提供されるなどして「おいしい」と評判となっていたことから契約に至った。

 

 弁当は1日最大約3000食提供でき、高い工賃(平均でA型10万7900円、B型3万1300円)を支給している。

 

 キッチン花亭の安部和彦施設長は「お弁当がつないでくれた縁を大事にしたい」と話し、共生社会の輪が広がることを期待する。法人ではスポンサー向け観戦チケットを障害者のレクリエーションや職員の福利厚生に活用する予定。

 

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